【JDEC】各分科会のご案内



2015年1月10,11日開催の第7回JDEC(日本フリースクール大会)
11日の朝には、テーマごとに分かれての分科会を開きます。少人数で、気になるテーマについて、じっくり話せる時間です。


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分科会A「子ども中心の学び」
一般的な学校とフリースクールの学び、大きく異なる点のひとつとして、学校が学習指導要領を土台とする内容、時数、方法で上からやっていくのに対し、フリースクールでは子どもの興味・関心・理解度を土台に、子どものニーズやペースで学んでいくという点があります。
それは、実際どうやっているのか、そのようなやり方で困ることはないのか、子どもや親はどう感じているのか。
この分科会は、上記のようなテーマでお互いに意見を出し合い、フリースクール等の魅力や独自性を知ってもらう機会とするとともに、実践を通してお互いに学びあう場です。
(司会・担当:奥地圭子)

■報告者
NPO法人三重シューレ 理事長 石山佳秀さん
NPO法人箱崎自由学舎えすぺらんさ スタッフ 上村一隆さん
NPO法人東京シューレ スタッフ 佐藤信一さん

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分科会B「フリースクールで育つ個性」
1980年代、不登校を取り巻く環境は今では考えられない程ひどいものでした。学校に行かない選択をした子どもたちに何か問題があるのではないか、親の育て方が悪いのではないか等々と言われ、子どもが学校に行かない権利などを言っても、批判の的になるような時代でした。
そんな中で子どもたちは傷つき、自己否定に陥り、「自分なんかいなければいいのに」と大切な命を失った子どもたちもいます。
しかし、大人の評価ではく、子どもたちが主体となって自由にのびのびとゆっくり過ごすうちに、自分らしさを取り戻し、思い切り自分がしたいこと、興味がある事に目を向ける時間の中で、個性豊かに成長することができたフリースクール卒業生のみなさんに具体的な話を伺い、ご参加のみなさまの参考にして頂きたいと思います。
(司会・担当:木村清美)

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分科会C「困難な状況の子どもを支える」
フリースクールに来る子どもたちの中には、さまざまな「困難な状況」の中で生活する子どもたちも多くいます。
発達障害やADHD等の診断をされた子どもたちの育ちや学びを支援するために、あえてスタッフがやる事。やらない事。
また、どのような支援を行う事が、当事者の社会性を獲得するために必要なのか?
私たちの専門性をもとらえなおしながら考えてゆきます。
(司会・担当:江川和弥)

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分科会D「国の支援と多様な学び保障法」
フリースクール全国ネットワークでは、2009年の第1回JDEC開催のころより、フリースクールに対する公的支援の実現と、学校復帰のみを目的とする不登校対策の転換を求め続けてきました。
2011年の第3回JDECでは「多様な学び保障法」の骨子案を採択。一貫して、子どもたちの「学習権の保障」を求めてきました。
今、国が検討するフリースクール等への支援が、真に子どもたちの学習権保障のための施策となるために、私たちができ事は何か、考えます。
(司会・担当:中村国生)

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分科会E「持ち込み分科会」
全国のフリースクールのスタッフが「今」話したいことを話せる場として、持込み分科会の時間をご用意しました。
現在、企画の募集はしめ切り。詳しい内容を、提案者とともに検討中です。お楽しみに。

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第7回JDEC 開催概要
 ■日 時:2015年1月10,11日(土,日)
 ■会 場:国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区)
 ■参加費:12,000円(宿泊費、食費3食分こみ、先着50名)
      3,500円(日帰り参加、1日毎)
 ■対 象:フリースクール等のスタッフ、関係者。
      フリースクール等の実践を知りたい学生、教員、教育相談員。
 ■主 催:NPO法人フリースクール全国ネットワーク
 ■チラシデータ
 ■第7回JDEC(日本フリースクール大会)全体のページ

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