メールマガジン【第6号】2018.9.10

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NPO法人フリースクール全国ネットワーク公式メールマガジン
         【第6号】2018.9.10

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目次
1.夏休みがあけて

2.【開催直前】第11回JDEC(日本フリースクール大会)

3.【お知らせ】フリースクールフェスティバル2018

4.事務局コラム 中村国生(事務局/東京シューレ)
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■夏休みが明けて

9月になり、全国で2学期がスタートしていることと思います。
(北海道など、地震の影響で休校をしている地域もあるかと存じます。まずはご自身の安全確保を第一に、気をつけておすごし下さい。)

今年もフリースクール全国ネットワークは【学校がつらくてもココがあるよ!プロジェクト 2018】を実施し、23団体が居場所の開放、無料相談の受付等の情報発信にご協力くださいました。
フリースクール全国ネットワーク以外でも同様の取り組みは徐々に増えてきており、わずかずつでも「学校よりも大切なことがある」という意識が広まってきていると感じております。

とはいえ、子どもたちにとってみたら、休んだ後の生活や居場所、あるいは親など身近な人が学校に行かないことを理解してくれるかなど、気になることはたくさんあるのではないでしょうか。
今悩んでいる子どもたち自身、親・保護者や学校の先生にメッセージを伝えることはもちろん、いざという時に「子どもの味方」になってくれる大人を増やしていくことも大事な仕事だと日々感じています。

たとえば、フリースクールや不登校の親の会はもちろん、学校外で過ごす子どもたちが安心していられる「街のとまり木」をつくろうという動きもスタートしています。
https://www.tayounamanabi.com/
このメールマガジンをご覧いただいている皆様の中には、親(保護者)の立場の方、フリースクールや学校のスタッフ、教師など直に子どもたちと関わる方はもちろん、様々な立場の方がいらっしゃるかと思いますが、それぞれの皆様が、それぞれの立場から、可能な方法で学校外で過ごす子どもたちが安心して生きられる社会づくりにご参加いただければ幸いです。



■【開催直前】第11回JDEC(日本フリースクール大会)

今年もJDEC(日本フリースクール大会)の開催が近づいてまいりました。
フリースクールや学校外の多様な学びについて情報を発信し、参加者の皆様とともにその未来を考えたいとスタートしたこのイベントも今年で11回目の開催。

プログラムは以下の4本。
「フリースクールとは何か(講師:奥地圭子/東京シューレ)」
「子どもシンポジウム 学校に行かなかったワケ、フリースクールに行ったワケ(司会:江川和弥/寺子屋方丈舎 シンポジスト:フリースクールに通う子どもたち)」
「テーマ別分科会」
「ワークショップ 子どもの多様な学びをつくろう」

不登校や学校外の学び・育ちについて注目が集まる今。
はじめて「フリースクール」という言葉に触れる皆様はもちろんのこと、このメールマガジンをお読みの皆様とも改めて「フリースクールとは何か」を通じて多様な学びの未来を考えたいと思います。

9月14日(金曜日)までのお申し込み、参加費お振込みで早期申込割引もあり、ふるってご参加ください。
□第11回JDEC 開催概要
 日 時:2018年9月22,23日(土,日)
 会 場:東洋大学白山キャンパス(東京都文京区)
 参加費:二日間参加 6,000円(9月14日以後のお申し込みの場合は8,000円)/一日参加 5,000円
 対 象:フリースクール等のスタッフ、保護者、メンバー、その他関係者。
     フリースクール等の実践を知りたい学生、教員、教育相談員。
     不登校の子をもつ保護者、支援者、その他関係者。
 主 催:NPO法人フリースクール全国ネットワーク
 H P:http://freeschoolnetwork.jp/p-jdec/3245



■【おしらせ】フリースクールフェスティバル2018 実行委員会がスタートします

こちらも毎年恒例「フリースクールフェスティバル2018」の実行委員会がスタートします。
「フリースクールフェスティバル」は、地域のフリースクールが集まり、合同開催する合同文化祭で、昨年は東京シューレ葛飾中学校と(埼玉県越谷市)北部市民会館音楽ホールの二カ所で活動紹介や出店、お化け屋敷、喫茶店、音楽発表などを実施しました。

フリースクールのメンバーたちによって構成される「子ども実行委員会」も近年では徐々に数が増えてきており、今年はインターネット(テレビ会議)を活用してのオンライン実行委員会を中心に、全国のフリースクールから参加を募ってフェスティバルをつくっていきたいと考えています。

フェスティバルの本番は11月後半と2019年1月後半、昨年と同じ二会場で実施予定、確定情報は実行委員会実施後にお知らせをいたしますので、お楽しみに♪



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 事務局コラム:中村国生(事務局/東京シューレ)

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事務局の中村国生です。
普段は、フリネット事務局のすぐ隣にある東京シューレスタッフスペースで働いており、NPO法人東京シューレの事務局長、フリースクール東京シューレ王子のスタッフをしております。

今年の夏は、西日本豪雨、台風21号、猛暑、北海道地震と、自然の猛威、脅威を切実に感じました。関係フリースクールや親の会の皆さまの関係者には、被災された方々もいらっしゃると思います。お見舞い申し上げます。
これまで、阪神淡路、東日本、熊本の震災時には、フリースクール同士やフリネットコミュニティ間での支え合いがありました。どんどん頼り合って支え合っていきたいです。

この夏も、9月1日子どもの自殺防止のキャンペーンを、メディア、行政、そしてフリネットの私たちも発信してきました。
子どもたちに、逃げ場、他の選択肢、可能性の空気感を、少しは伝えられたと思います。まだまだ不十分ではありますが。

社会的なインパクトも大いにあったと思います。
すると必ず功罪、両面の影響が起こってくるものです。
都内のある区では、9月1日を土曜授業とし、その日登校しなかった全児童生徒の安否確認を1週間以内で行うよう教育教育委員会が全学校に求めたそうです。
それも、担任やSSWが本人を目視確認することが必須とのこと。

これは、子どもや家庭によっては、たまったものではありません。そのプレッシャーは安心・安全を大いに脅かします。
一方、最前線?を担わされるSSWからも相談がありました。何とかシューレさんを介して本人の様子を見られないか、と。
別に構わないよ、という子もいれば、絶対にイヤだ!という子もいます。今回のケースは、絶対にイヤ!の方。
文科省も、フリースクールからの報告でもいいと言っていますよ、と伝え、それでもSSW・校長間で何回かやり取りがあって、ようやく〇。

子どもの安心、成長、学習権保障といった観点は全くなく、9月1日に死なせないという単純行動。

だけれども、じゃぁ、フリースクールに繋がっていない多くの親子は?
虐待防止・自死防止で動く行政に、そんなのやめろ!だけでは通用しない。
これぞ、連携して対話して、共にいいアイデアを生み出さねば。
ここでも、普通教育確保法の「民間との密接な連携」という根拠が、とっても効いて来る。

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