【多様な教育機会確保法】次の臨時国会に向け継続検討

2015年9月15日、超党派フリースクール等議員連盟・夜間中学等義務教育拡充議員連盟の合同議連が開催され、法案に対する各党手続きの報告と今後について議論がなされました。

出席の各党からは概ね賛成、推進の意見が出されたものの、最大会派である自民党がまとまらず、今後も検討を重ねることになりました。今後については立法チームの座長でもある馳議員のさらなる自民党での調整に期待する旨の発言が相次ぎ、次の臨時国会での成立を目指して進めて行くことになりました。

自民党内の検討では、
・学校に行かないことを助長することにならないか
・フリースクールにも玉石混合、どのように認めるのか
・学校教育を否定する保護者もいるが、その対策は?
・学校教育が根幹、就学の義務を外すのはだめだ
・社会性などがどう担保できるのか
・二重籍を認めたうえで学校がもっと対応すべき


などの、誤解や否定的な意見がでた一方で、
・実際に苦しんでいる子どもがおり一刻も早く実現する必要があるなどの意見も出たとのことです。

フリースクール全国ネットワークとしても、これまで積み重ねてきた議論が無駄にならないよう、全ての子どもの学ぶ権利を保障できる法律となるよう、今後も働きかけを続けていく予定です。

多様な教育機会確保法案(9月15日配布版)

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