メールマガジン【第22号】2020.3.4

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NPO法人フリースクール全国ネットワーク公式メールマガジン
         【第22号】2020.3.4

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目次
1.東京都フリースクール等ネットワークの取り組み(中村国生さん)
2.プレスリリース IKUMAGA
3.ゲームの世界を知ろう―ゲームの魅力と向き合い方(フリースクール「あおもりサニーヒル」さん)
4.エッセイ「エピソード1.」(フリースクールアサンテさんより)
5.事務局からのご案内(メールマガジンの編集方針)
6.第7回多様な学び実践研究フォーラム・JDEC同時開催について

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1.東京都フリースクール等ネットワークの取り組み(中村国生さん)
 不登校してもいろいろな支援がある時代になってき
ています。従来、教育委員会や学校では、どうすれば戻
れるか、戻せるかといった支援ばかりでしたが、2017
年から施行の普通教育機会確保法( 学校を休むこと、
学校以外の場で学ぶことを認めた不登校支援の法律 )
を受けて、フリースクールや家庭で学ぶことも支援す
ることになりました。
 でも、近くにフリースクールなんて無い…というの
が現状でしょう。全国各地でフリースクールがもっと
増えていくことが期待されています。また、たとえ通
える場所にあったとしても、その教育費は家庭で自己
負担するしかなく、一刻も早い公費支援が求められて
います。フリースクール全国ネットワークには現在約
100ヵ所の民間フリースクール団体が加盟していますが、
今、都道府県レベルでフリースクールや保護者がつな
がりあう地域ネットワークも誕生してきています。い
ち早く千葉県フリースクール等ネットワークが立ち上
がり、昨年11月には「東京都フリースクール等ネッ
トワーク」が立ち上がりました。
 東京のネットワークでは、クラウドファンディング
で資金を集め、『多様な学びハンドブック』をつくり、
シンポジウム開催をしたり、東京都へ公民連携や公費
支援の働きかけをしていこうとしています。“この時代、
子どもの育ちや学びには、もう学校以外もありだよね”
という共感が広がっています。
https://www.facebook.com/TokyoFN

2.プレスリリース IKUMAGA
 茨城県南ママのための応援マガジン(いばらき子育てフリーマガジン)   『IKUMAGA』3月号にて記事を寄稿しました。
 URLはhttps://adclavis.jp/です。
 3月号では、中村国生氏が「東京都フリースクール等ネットワークの取り組み」について寄稿しています。
 これまで『IKUMAGA』には、当団体の概要やフリースクールフェスティバルに関する記事を寄稿し、掲載いただきました。
 つきましては、皆様にお願いがあります。
 『IKUMAGA』を取りおいてくださる方おられましたら、ぜひ事務局までご連絡ください。

3.ゲームの世界を知ろう―ゲームの魅力と向き合い方(フリースクール「あおもりサニーヒル」さん)
 4月18日(土)にフリースクール「あおもりサニーヒル」を会場として、「ゲームの世界を知ろう―ゲームの魅力と向き合い方」というイベントが開催されます。
 不登校を経験した講師二人と元通信制サポート校講師が座談会形式で話を進めるそうです。
 ゲームを楽しむこと、経験者から気づきを得ること、コミュニケーションのパターンを知り、夫婦や親子の対話を親密にしていくことが趣旨であるとのことです。
 ホームページを拝見して、子どもと親が励まされるような実に面白い企画だと思いました。そこで、「あおもりサニーヒル」さまに許可を得まして、お知らせしたく思います。
 ぜひご参加ください。また、ホームページをご覧ください。
 ホームページはこちら。https://komyusa-hidamari.jimdofree.com/2020/02/17/%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%81%AE%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%82%92%E7%9F%A5%E3%82%8D%E3%81%86-%E7%AC%AC%E4%BA%8C%E5%BC%BE/

講評につき第二弾!
ゲームの世界を知ろう!
―ゲームの魅力と向き合い方


●参加料

大人一人500円 子供無料(お土産付)

●日時

2020年4月18日(土)13:30~16:00

13:00受付開始

●場所
フリースクール「あおもりサニーヒル」
(青森市港町2丁目10-49-17号)
※駐車場の台数が限られておりますので、近隣駐車場をご利用ください

●対象者

小・中学校 不登校の方
みんなとゲームをやってみたい人
ゲームをすることが好きな人
※高校在学中の方、ご家族、支援者の方も参加可能です

●お申込み締切
2020年4月11日(土)

4.エッセイ「エピソード1.」(フリースクール・アサンテ 村井ちゑ子さんより)
 Sちゃんとの出会いは,中学2年の2月でした。ホームコース入会で,木曜日に訪問するのです。共働き家庭なので,Sちゃんは家に一人です。玄関をなかなか開けてくれないときは,拒否されたのかなあと心配になりました。寝起きのぼさぼさの髪で安心しました。
 Sちゃんは,高機能自閉症で一言も話しません。小学校高学年で,家族中での発話もなくなったそうです。学力はあり,英語や数学を一人でどんどん進めます。分からない所は,鉛筆の先で問題をとんとんと叩きます。どれどれと食卓の向かいに座った私が身を乗り出すと,何が気に入らないのか,ぱたぱたと教科書や問題集を閉じてしまうことも度々でした。
 勉強が終わると,1時間半の訪問の後半に入ります。訪問アイテムの入ったでかいカバンの中に入っている,知恵の輪,トランプ,スケッチブック,色鉛筆等を取り出して,「何をしようか」と誘います。無反応な時は,口頭でできそうなことを並べます。頷いてくれたのが「トーク」ということが多く,困りました。仕方ないので,45分間,村井一人の漫談タイムとなりました。汗だくでしゃべり続けました。
 半年程で,週1回,アサンテに通うことに。ある日,「話せるようになりたい」と書きました。翌週から,声出し練習を始めました。スタッフと村井とSちゃんの3人で早口言葉を言ったり,文章を読んだりしました。すると,少しずつ話せるようになりました。おかあさんから「何かの返事をもらおうとすると何時間もかかったけれど,今は1分もかからない。こんな日が来るとは思わなかった」と言われたときは,本当にうれしかった。
 Sちゃんは通信制高校の2年生の4月までアサンテに通いました。その後は,高校の毎日コースに通い,この4月からは大学生になります。
 寄り添うことの大切さを教えてくれた事例です。


5.事務局からのご案内(メールマガジンの編集方針)
 メールマガジンについては、広く会員の皆様の投稿を募集します。
 イベント、書籍のご案内など、情報をお寄せください。
 また、意見投稿やエッセイも歓迎です。
 どうぞよろしくお願い申し上げます。

6.第7回多様な学び実践研究フォーラム・JDEC同時開催について
 第7回多様な学び実践研究フォーラムとJDECを同時開催することに決まりました。
 会場は早稲田大学です。日にちは9月5日・6日に予定しています。
 ぜひご予定ください。
http://aejapan.org/wp/

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