メールマガジン【第3号】2018.6.10

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NPO法人フリースクール全国ネットワーク公式メールマガジン
         【第3号】2018.6.10

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目次
1.登校拒否・不登校を考える夏の全国大会in金沢
  ~早期申込割引は7月3日まで!!~

2.書籍紹介
  「居場所とスクールソーシャルワーク」

3.第一期奨学生募集
  フリースクールスタッフ養成プログラム
  (公益財団法人石橋財団助成・主催東京シューレ)

4.活動紹介
  2018年度通常総会&会員むけ学習会

5.コラム
  身近だった南北問題(代表理事:奥地圭子)
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■登校拒否・不登校を考える夏の全国大会in金沢 ~早期申込割引は7月3日まで!!~

4月のメールマガジンでもお知らせをしました「登校拒否・不登校を考えるなるの全国大会」。
早期申込割引の期限(7月3日までにお振り込み完了の方まで)がせまってまいりました!!

おとな向けのプログラムは、将棋の羽生善治さんの記念講演をはじめ、
当ネットワーク代表でもある奥地圭子の基調講演、
子ども、若者、親のそれぞれが登場するシンポジウム、参加者交流会など。

12のテーマに分かれ、たっぷりと語り合えるテーマ別分科会も実施。
「テーマ10:不登校支援の在り方」には日本で初めてスクールソーシャルワークの実践をスタートした山下英三郎さんにもアドバイザーとしてご参加いただきます。


◇開催概要◇
日   程:2018年8月4,5日(土,日)
会   場:金沢大学角間キャンパス(金沢駅よりバス)
詳細・申込:http://www.futoko-net.org/2018/



■書籍紹介「居場所とスクールソーシャルワーク」

NPO法人フリースペースたまりばの西野博之さん(西やん)と、
日本で初めてスクールソーシャルワークの実践を始めた山下英三郎さん(英三郎さん)の対談本が発行されました。

それぞれ30年以上のキャリアを持つお二人のこれまでの足どりを振り返るパート1からスタートし、
子どもの現状、それぞれの居場所づくり、スクールソーシャルワーク、そしてこれからについて語られています。

何もしないことがもっともいいという場合があることや、失敗することを保障する大切さ。
子どもと関わり続ける覚悟を持つこと。
子どもとともに過ごすことによって、子どもたちからおとなも学んでいること。
その人の最善の利益に立ち、一緒に考えるということ。
などなど、居場所やソーシャルワークの場面はもちろん、「地域のひと」として子どもに関わりたいという人にも、ヒントになる言葉がたくさん詰まっています。

そして、お二人の活動の歴史からは
「誰でも自由にはじめられる。だけど、はじめたからにはそこに関わってくれる子どもたちは裏切れない」
そんな子どもたちとの関わりをスタートさせるための、大切なエネルギーをもらえることでしょう。

シリーズそれぞれの居場所2「居場所とスクールソーシャルワーク」
発行:子どもの風出版会  著者:西野博之・山下英三郎著 ISBN:978-4-909013-02-6



■フリースクールスタッフ養成プログラム 第一期奨学生募集
 主催:主催東京シューレ 助成:公益財団法人石橋財団助成

NPO法人東京シューレは、公益財団法人石橋財団の助成を受け、
「フリースクールスタッフ養成プログラム」を実施します。

今年9月から1年間、東京シューレの中で週4日の実習で、
参加者には給付型奨学金(生活費補助)として月額100,000円が支給されます。

フリースクール等のスタッフとして必要な基本的素養・知識・技能等を、
NPO法人東京シューレが運営するフリースクールの現場において実践的に習得し、
各地のフリースクール等において活躍する人を育成することによって、
日本社会におけるフリースクールの発展に寄与することを目的としている本プログラム。
養成期間1年間を超えたのちは、2019年開始の「フリースクール創業支援プログラム」に応募可能にもなるとこのこと。

第一期奨学生の募集定員は2名。
詳細・お問い合わせは下記をご覧ください。
https://www.shure.or.jp/wantoknow/research/fsstaffyousei/



■フリースクール全国ネットワーク活動紹介
 2018年度通常総会&会員向け学習会

フリースクール全国ネットワークは、毎年6月に「定期総会」を開催し、会員の皆様に前年度の活動を報告し、
新しい年度の活動方針や予算、団体運営のルールについての検討を行っています。

今年度の通常総会は6月24日開催。
今後の政策提言の在り方や、子ども・若者の自殺防止対策として行うキャラバンの説明会、
来年3月に福岡で開催される「多様な学び実践研究フォーラム」についての意見交換なども行います。

ご興味のある方は、ぜひフリースクール全国ネットワークに入会し、ともに活動を創っていってください。

会員制度・入会についてのご案内はこちら。
http://freeschoolnetwork.jp/join



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 事務局コラム:身近だった南北問題 奥地圭子(代表理事)

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今、世界の耳目を集めているニュースが、朝鮮半島の南北首脳会談、続く米朝首脳会談だと思います。
国際情勢に大きな影響を与える南北問題ですが、わたしは、個人的に身近な問題として「やっとか」という思いがあります。

南北に分かれ、38度線が引かれ、民族が分断される悲劇の始まりは、1950年に始まった朝鮮戦争です。
私は当時小学4年生、まだ敗戦後5年くらいで、子どもたちはいつもひもじさを抱えていたころです。
父は三菱重工の車輌工場で働いており、朝鮮戦争で父たちがつくった蒸気機関車に弾痕の跡が生々しい姿で修理に戻されたのをなおす仕事をしていました。
当時はテレビはありません。父の部屋に貼っていた機関車の写真で知るのです。
父は本当に朝鮮戦争を悲しんでいて、労働組合や市民活動の人たちとともに、戦争に反対していました。
第二次世界大戦をやっと生き延び、平和な日本を建設したいと多くの庶民は思っていました。
しかし、日本は朝鮮特需と言われるように、戦争に必要な物資を送ることで加担しました。それでは日本もまきこまれる恐れもあります。

でも、政府や資本家に批判的な人たちへの弾圧が始まり、父たちは首切りになり、職を失いました。
字のうまかった父は、その後看板屋をはじめ、私たち家族を育ててくれました。
父が亡くなった時は、峠三吉さんの「父を返せ、母を返せ」の詩集を初刊行したガリ版刷りが何十部も屋根裏から出てき、広島市の公文書館に寄付しました。

数年前、日韓フリースクール交流で、韓国の代案教育関係者が38度線のある板門店へ案内してくださいました。
ピリピリした警戒態勢でしたが、そこから北朝鮮がすぐそばに見えてきました。
働いている人の姿も見えました。あの人たちだって、平和を願っているに違いありません。早く、38度線がなくなって自由に行き来できる日が来るように、と祈りました。

南北首脳会談のニュースは本当にうれしく見ました。
米朝首脳会談の行方を、わたしは固唾をのんで見守っています。
私にとっては、68年間ずっと願ってきた朝鮮半島の平和ですから。

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