団体概要

全国のフリースクールがつながり、フリースクール全国ネットワークが結成されたのは2001年2月のことです。

私たちは、子どもの育ちは多様にあることが望ましく、子どもに合うものが選択できるような社会になるといいのでないか、と考えています。私たちは、既存の学校制度のみにとらわれることなく、子どもの最善の利益と、学び・育つ権利を保障するために活動する全国のフリースクール・フリースペース・ホームエデュケーション家庭のネットワーク等が連携し、活動しています。

私たちが考え、目指している社会は、子どもたち一人ひとりが、大人と同じ一人の人間として、人権を守られ、尊厳ある存在としてあつかわれる社会、誰もが自分らしく生きられる社会です。

全国のフリースクールや不登校の子どもたちとともに歩み、支えあいながら、誰もが幸せに育ち、自由に生きることのできる社会を創っていきませんか?

フリースクール全国ネットワークのあゆみ

2001年2月
前年、IDEC (International Democratic Education Conference)が日本で開催されたのをきっかけに、草の根の市民活動として活動していたフリースクール、フリースペース等が連携し、「フリースクール全国ネットワーク」を結成。

2001年8月
NPO法人として、東京都より認証を受ける。

毎年行われていた「登校拒否・不登校を考える夏の全国合宿」(主催:登校拒否・不登校を考える全国ネットワーク)の開催に協力。以降、毎年子どもプログラムを子ども実行委員会とともに担当。

2002年2月
「第一回フリースクールスタッフ養成・研修講座」開催。

2002年8月
「ニュージーランドIDECツアー」開催。

2002年11月
「第一回フリースクールカルチャーフェスティバル」開催、日本で初のフリースクール等の合同文化祭(子どもゆめ基金助成事業)。

2004年3月
「フリースクール白書」完成(三菱財団助成事業)。

2005年9月~11月
「フリースクールスポーツ交流会」を全国5か所で開催。

2006年9月~12月
「フリースクールフェスティバル2006」を全国7か所で開催。

2007年2月~9月
「命と性を守るキャラバン」を全国6か所で開催(モバイル・コミュニケーション・ファンド助成事業)。

2008年5月
フリースクールに通う15歳以上の子ども・若者に通学定期県の実現に向けた活動から「フリースクール環境整備推進議員連盟」が誕生。

2009年1月
日本版IDECとして位置付け「第一回JDEC(Japan Democratic Education Conference)」を開催。

「フリースクール ボクらの居場所はここにある」を出版。全国のフリースクールで育った子ども・若者の手記を掲載。

「フリースクールからの政策提言」を採択。

「フリースクールからの政策提言」を実現するための「新法研究会」を発足。「(仮称)オルタナティブ教育法」の実現に向け、骨子案の検討を開始。

2009年8月
夏の全国子ども交流合宿「ぱおぱお」において、「不登校の子どもの権利宣言」を採択。

「不登校の子どもの権利宣言」素案を作成した子ども・若者のメンバーを中心に「不登校の子どもの権利宣言を広めるネットワーク」を結成。

2012年7月
より多様な教育(子どもの学び・育ち)のあり方を推し進めるため「『(仮称)オルタナティブ教育法』を実現する会」を当ネットワークの外部に結成。

2013年9月
東日本大震災以降、それまでの活動に加え、地震の被害を受けた子どもの支援を行う福島県内のNPOの人材育成のお手伝いをしています。ネットワーク加盟団体にも協力をしていただきながら、福島県内で直に子ども・若者達と関わる若手スタッフのサポートをしています。
(事業主体「ふくしまの子ども支援協議会」、「こども☆はぐくみファンド」助成事業)

2014年7月
韓国にて開催されたIDEC (International Democratic Education Conference)への参加ツアーを開催。日本からは総勢40名、フリネットのツアーとしては28名が参加し、世界のオルタナティブ教育の実践者と交流をおこないました。
(「日韓文化交流基金」助成事業)

定款

加盟団体一覧

関連書籍

◆活動報告・決算報告・役員名簿は「公開資料ページ」に掲載しています。

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