私たちは、日本のフリースクール80団体のネットワークです。現在、戦火に苦しむウクライナにあるフリースクールを応援するために寄付サイトを急遽立ち上げました。
応援の寄付を呼びかけます!
主催:特定非営利活動法人 フリースクール全国ネットワーク
いま、戦争に苦しんでいるウクライナには、私たちの仲間のフリースクールがあります。ウクライナの中にとどまる多くの人が、いまだにロシアの攻撃に逃げ惑っています。私たちの仲間のフリースクールは、地域のコミュニティーの避難場所になっています。彼らに、資金を届け食糧、必要物資を提供したいと思っています。
以下、 フリースクール全国ネットワーク事務局員 朝倉景樹(雫穿大学)のレポートを転載いたします。
7日朝のNHKのニュースではキエフ南西の都市ビニツァ(Vinnytsia・ヴィーンヌィツャ。ここでは日本でよく使われるビニツァを用いる)に大きな空爆があり、空軍基地などに大きな被害があったということです。ビニツァは、ウクライナで最も古いフリースクールのある都市でフリースクール運動の核の一つです。国際デモクラティック教育大会が2019年に開催された折も前半は首都キエフ、後半はビニツァでした。そのデモクラティック教育関係者からのメッセージです。
「私たちはまだビニツァにいます。空襲を告げる警報が今も鳴っています。
私たちの誰もがボランティアをしたりこの事態にできるだけのことをしています。私たちははキエフやハリコフからの避難者に避難場所を提供しています。教師はやることがたくさんあります。料理をして食べ物を提供したり、マスキングネットをつくったり、毛糸の帽子を編んだり(まだウクライナは零下の寒さです)・・・」
「受け入れた子どもで一番年齢の小さい子は生後3週間の子どもです。このわずか3週間の人生のうち1週間を洞穴のようなところで空爆を避けるため過ごさざるを得なかった子どもです。」
「フリースクールの建物は今のところ被害がありません。でも、空爆のシェルターとしての強度は無く、空爆が続くこの町では責任をもって預かることができません、自分の家はもちろん、安全なところを見つけて紹介しています。」
「しかし、今教師たちは給与を得ていません。私たちのフリースクールは政府の学校ではありません。だから戦争で親が学費を払えなくなった今、学校は給料を払えないのです。でも、教師たちにも子どもや置いた親など世話をしなければいけない人たちがいます。海外からの資金があればとても助かります。」
ぜひ皆さん応援してください。
4月4日には、5,000円以上寄付をいただいた方対象に、オンラインでの報告会を行います。(zoomアドレスは個別に送ります)
皆さんの応援をお待ちしております