【第11回JDEC】2018年9月22,23日東洋大学白山キャンパスにて開催

第11回JDECチラシ
「フリースクール」とはいったい何でしょうか?日本では「不登校の子どもが行くところ」というイメージをお持ちの方も多いと思いますが、実は既存の(国定のカリキュラムによる)学校とは違う、子ども中心の学びの場として世界中に広がっています。
私たちフリースクールネットワークは、日本のフリースクールも世界のフリースクールと同じく、「自らに由って」学び・育てる子ども中心の場所でありたいと願い、活動を続けてきました。
11回目の開催となる今年のJDEC(日本フリースクール大会)は、私たちが考える「自由」「子ども中心」をに、フリースクールの活動や子どもたちの実際の活動や進路を中心に講演やシンポジウム、分科会を企画いたしました。
フリースクールの活動を知ることによって、不登校等の理由で学校の外で学び・育つ子ども、若者たちに必要な支援も考えたいと企画しました。フリースクールや不登校のことについて「まずは知りたい」という子どもに関わるみなさま。お子さんの不登校のこと、学校外の成長のありかたを考えたい保護者の皆様のご参加をお待ちしています。



開催概要
 ■日 時:2018年9月22,23日(土,日)
 ■会 場:東洋大学白山キャンパス(東京都文京区)
 ■参加費:二日間参加 6,000円※/一日参加 5,000円
 ■対 象:フリースクール等のスタッフ、保護者、メンバー、その他関係者。
      フリースクール等の実践を知りたい学生、教員、教育相談員。
      不登校の子をもつ保護者、支援者、その他関係者。
 ■主 催:NPO法人フリースクール全国ネットワーク

9月22日(土)プログラム















12:00
開場・受付開始
13:00

15:00

基調講演「フリースクールとは何か」

講師:奥地圭子

12654426_10207375027306222_8715385492077022431_nNPO法人フリースクール全国ネットワーク代表理事、東京シューレ代表、文部科学省「フリースクール等に関する検討会議」委員、他

基調講演は、当ネットワーク代表理事でもある奥地圭子が担当いたします。
フリースクールとは、どんな場所で、どんな活動をしているところなのか。日本における30年以上の歴史とその間の変化、近年は学校外の学び場として国、文科省にも注目されているその中身についてもお話いたします。


15:00

16:30

子どもシンポジウム「学校に行かなかったワケ、フリースクールに行ったワケ」


つづいてのシンポジウムでは、実際にフリースクールに通っている子どもたちの声を聴きます。
フリースクールでの子どもたちの活動、そこでどんなことを感じ、学んでいるのか、学校とフリースクールはどんなところが違うのかなど、どうぞご期待ください。



9月23日(日)プログラム



















9:30 開場・受付開始
10:00

12:30

テーマ別分科会


A「学び」とは何か

「学ぶ」とはいったいどうことでしょうか。学習指導要領や教科書に書かれたこと以外にも「学び」があるということは簡単ですが、その先を突き詰めていくことはなかなかに難しいもの。フリースクールにおける学びも例として挙げながらともに考えましょう。NPO法人寺子屋方丈舎代表の江川和弥が担当いたします。




Bフリースクールと進路

フリースクール・不登校と聞いて、多くの親御さんはその先の「進路」が気になるのではないでしょうか。この分科会では、フリースクールで育った若者たちの実例も交えながら、進路の実態とその支援の在り方について考えます。担当は奥地圭子が務めます。




C世界のフリースクールとホームエデュケーション

諸外国のフリースクール(オルタナティブスクール、デモクラティックスクール)などの活動事例や制度も見ながら、日本におけるフリースクールの在り方を考える分科会。近年は日本で存在感を増しつつある「ホームエデュケーション」についてもご紹介。担当は東京シューレ・シューレ大学の朝倉景樹が務めます。




Dフリースクールのつくり方と運営

日本に存在するフリースクール等の学び場は全国で500カ所程度といわれており、学校外の場を求める子どもたちに対し、まだまだ数が足りないというのが現状です。この分科会ではそんなフリースクールの「つくり方と運営」の実際をお伝えいたします。担当は中林和子(NPO法人ふぉーらいふ)、前北海(NPO法人ネモ ちば不登校・ひきこもりネットワーク)の二名が務めます。




E適応指導教室との連携

国内には民間が運営するフリースクール等の場の他、行政が運営する適応指導教室(教育支援センター)と呼ばれる場があり、近年ではフリースクール等の民間団体とも連携しながら不登校の子どもたちを支援していくことが期待されています。適応指導教室に限らず、カウンセラーやソーシャルワーカー、教員など、公の立場で不登校の子どもを支援している皆様との連携についても考えたいと思います。担当は、NPO法人東京シューレの中村国生です。




F実践交流「他のフリースクールではどうなの?」

子どもミーティングの進め方やトラブルへの対応、保護者との連携、メンバーの在籍校とのやりとりなど。ちょっとしたことではあるのだけど、事情が分かる人と相談したい事、フリースクールで働いているとけっこうたくさんあるのではないでしょうか。現役のスタッフ限定で、普段はなかなか話せない悩み事などについて話し合いましょう。フリースクールクレイン・ハーバーの中村尊が担当いたします。


12:30

13:30

休憩・昼食

13:30

16:00

ワークショップ「子どもの多様な学びをつくろう」



二日間で学んだ内容を共有し、新たなアイディアや実践に結び付けていくためのワークショップです。
不登校の子どもの支援やフリースクールについて、実践や制度づくり、公民の連携、情報発信など等、興味の強いテーマごとに分かれてディスカッションをする予定です。




連続開催フリースクールスタッフ養成連続講座も参加者募集中。
9月のJDECで学んだ内容を、10月以降の連続講座でさらに掘り下げることができます。
詳細はこちら!

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