メールマガジン【第20号】2019.11.13

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NPO法人フリースクール全国ネットワーク公式メールマガジン
         【第20号】2019.11.13


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目次

1.未来の先生展振り返り(江川和弥)
2.第7回多様な学び実践研究フォーラム(中村国生)
3.フリースクールフェスティバル2019
4.フリースクールスタッフ養成オンライン講座(江川和弥)
5.イベント情報-第10回みえ不登校フォーラム-『多様性を認め合うには』-(フリースクール三重シューレさんより)
6.「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」令和元年10月25日(事務局/補筆 奥地圭子)
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1.未来の先生展振り返り(江川和弥)
 未来の先生展(:明治大学 9月14・15日)
 不登校のこどもと楽しむ対話「自分で引き受ける」
■企画団体
特定非営利活動法人 寺子屋方丈舎

■概要
 不登校の子どもたちから見える世界は、大きなあきらめ」なのか?大人への絶望なのか?または未来への期待なのか?私たち寺子屋方丈舎は福島県会津若松市で20年前からフリースクールとして立ち上げました。私たちが行っている子どもとの関わりは、対話です。何かを説得するわけでも、カウンセリングするわけでもなくひたすら話を重ねてゆきました。
 団体出身の大学生とスタッフが自分のおかれた状況を話してゆくと、会場の皆さんにも不登校になる前の生きにくさが伝わってゆきました。この生きにくさは、実は不登校の子どもだけではなく、学校に通っていても何かに満足しない「不安かもしれない」と感想を書いてくれた人もいます。むしろ「満足すると成長が止まる?」という大人の不安が子どもを追い詰めているのかもしれないと。
 「幸せのために生きる」「自分の人生を生きる」ごく当たりまえ思いが実現できない。大人たちが求める達成感?につきあえばつきあうほど、子どもは疲れてゆきます。あらためて「命」を大切にする学びについて考え合うことができました。(江川和弥)


2.第7回多様な学び実践研究フォーラム(中村国生)
 第7回多様な学び実践研究フォーラム開催、今年も開催します。

 多様な学び保障法を実現する会とフリネットがコラボして、回を重ねてきたフォーラムが、下記のように開催されます。

 日時:2020年2月29日(土)・30日(日)
 会場:早稲田大学戸山キャンパス
 昨年の九州フォーラムから再び東京へ戻ってきました。
 現在、20名ほどの実行委員会が結成され、急ピッチで準備を進めています。
 不登校は16万5千人に。フリースクール等も、幼小の子どもや若い親世代から積極的な期待やニーズが高まっています。それにこたえる内容や、今回で早稲田大学を退職される喜多明人さんの基調講演、2日目は12個の分科会となっています。

 ぜひご予定ください。

3.フリースクールフェスティバル2019
 11月23日(土)に東京シューレ葛飾中学校を会場として「フリースクールフェスティバル2019」が開催されます。
 フリースクールフェスティバルは、「日本各地のフリースクールが集まり開催する文化祭」(チラシより)です。
 ゲーム大会、カードゲームでの交流、お化け屋敷、ミニ電車などのアクティビティがあります。
 また、保護者交流会や親バザー、シンポジウムなど大人が参加する企画もあります。
 ご参加お待ちしております。

 フリースクールフェスティバル2019
 とき:11月23日(土)10時15分~
 ところ:東京シューレ葛飾中学校
 イベント紹介ページ(facebook):https://www.facebook.com/events/822383394889844/
 フリースクールフェスティバル2019
  クラウドファンディングのページ:https://camp-fire.jp/projects/view/195593
 クラウドファンディングのページ
   
4.フリースクールスタッフ養成オンライン講座(江川和弥)
 2020年2月15日?毎週土曜日19:00?20:30(90分間)
(全体7回の予定)参加費33,000円(消費税込み)
 フリースクール全国ネットワークが毎年開講する「スタッフ養成連続講座」の内容を、インターネットを利用して全国どこからでも受講できます!!
 オンラインファシリテータ 江川和弥(フリースクール全国ネットワーク代表理事)

 STEP.1
 講座の事前に、テキストをもとに「映像(動画)」を視聴。
 ※youtubeでの視聴、お手元のパソコン・スマホなどに保存してなど、お好きなタイミングで何回でもご覧いただけます。

 STEP.2
 指定の日時にZOOM(WEB上の会議室)に集まり「映像教科書」で学んだ事柄への理解参加者同士の相互学習を行います。また、スクールタクトで感想をお互いに書き込みあって学びを深めます。
 ※WEB会議には、zoomというWEB会議アプリを使用します。zoomの使用は無料、お送りするURLをクリックするだけで、メールアドレスなどの登録は無しでご利用いただけます。
 この講座を受講していただくと、フリースクール全国ネットワークから修了証が出されます。事前に、オリエンテーションも行います。オリエンテーションを受講されて、その後受講を決めていただくこともできます。


5.イベント情報-第10回みえ不登校フォーラム-『多様性を認め合うには』-(フリースクール三重シューレさんより)
 12月22日(日)に三重県津市の「アスト津4Fホール」(津駅東口すぐ)にて、表題のイベントが開催されます。以下、ホームページより簡単に抜粋します。
 とき:2019年12月22日(日)13:00~16:20(開場 12:30)
 ところ:アスト津 4Fホール(津駅東口スグ)
 参加費:無料
 詳しくは、下記URLをご参照ください。
 http://www.mie-futoko.net/news_log.html#t20191222
第10回みえ不登校フォーラム
 なお、三重シューレさんからイベントのチラシをフリースクール全国ネットワーク事務局にいただき、またイベントの情報提供についてご快諾いただきました。ありがとうございます。事務局:加藤
6.「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」令和元年10月25日
文部科学省は、10月25日に「不登校児童生徒への支援の在り方について」という表題の新しい通知を発表しました。
   http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1422155.htm
 教育機会確保法の基本指針に合わせて、書き直した通知ということです。以下はこの記事への奥地圭子さんによる補筆です。

 「この通知は、学校復帰前提の施策の時代の通知の文言と確保法の指針が合わなくなってもそのままであったために、親と学校の間で混乱が起きていた。 例えば、「学校復帰する気がないなら、出席扱いしない」「通学定期を認めない、」など言われ、法律で変わったと主張しても、古い文言が校長より示され、 認めてくれない、などがあったことに対し、早く、一致させた文言の文章を出してほしいと、何度も要望し、やっと出されたものである。この具体的な変更により、実際、長い間の学校復帰前提の施策時代は終わるので、大きい意味を持つと思われる。もちろん使い方が重要だと思われる。」奥地

 また、朝日新聞では以下のタイトルで10月25日の通知を記事にしています。
 「不登校生「出席」 文科省、学校復帰無理に求めない方針」(2019年 10月26日)
 https://www.asahi.com/articles/ASMBT2RNQMBTUTIL004.html
 朝日新聞記事から引用すると、その要点は「従来の学校復帰を前提とした支援の見直し」にあり、また「フリースクールなど学校の施設の外に通う不登校生を『出席』扱いにしやすい通知」ということだそうです。
 通知には、「1不登校児童生徒への支援に対する基本的な考え方」が示されています。その(1)支援の視点において、「不登校児童生徒への支援は『学校に登校する』という結果のみを目標にするのではなく、児童生徒が自らの進路を主体的に捉えて、社会的に自立することを目指す必要があること。(後略)」とあります。
 続く文章では休養の必要性が書かれてあり、「学校復帰前提」ではない不登校児童生徒への支援についての指針が明確になりました。
 また、その(2)では、「フリースクールなどの民間施設やNPO等と積極的に連携し、相互に協力・補完することの意義は大きいこと。」とあり、フリースクールを支援の場の一つとして位置づけています。
 不登校理解について、国は一歩前進したのではないか、とひとまず私は見ていますが、みなさまはいかがでしょうか?(事務局:加藤)(補筆:奥地)

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