メールマガジン【第27号】2020.11.16

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NPO法人フリースクール全国ネットワーク公式メールマガジン
         【第27号】2020.11.16
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目次
1.未来の先生展について
2.千葉県での連携報告(千葉県フリースクール等ネットワーク・前北海)
3.第13回JDEC日本フリースクール大会・第7回多様な学び実践研究フォーラム開催(実施報告)
4.TDU・雫穿大学 朝倉景樹
5.事務局より

1.未来の先生フォーラムについて
11月22日(日)から11月23日(月)にかけて未来の先生フォーラムが開催されます。
2017年から毎年実施されている「日本最大級の教育イベント」(ホームページより)であり、フリースクール全国ネットワークも毎年参加しています。
学校教育とオルタナティブ教育とが一堂に会するイベントです。
https://www.mirai-sensei.org/
今年はフリースクール全国ネットワークと多様な学び保障法を実現する会共同で企画を組みました。
23日は「学びの広がりをつくる・オンラインと韓国での学び」というタイトルでフリースペースつなぎさんが企画を担当されます。https://mirai-sensei.net/08-2/
また、当団体としては独自に「フリースクール未来フェスティバル」という企画を担当します。https://mirai-sensei.net/k06/
その他、22日に登場するフリースクールネモさんの企画「フリースクールネモの実践――居場所のチカラ」https://mirai-sensei.net/k02/寺子屋方丈舎さんの企画「コロナ渦における不登校とオンラインフリースクールの可能性」https://mirai-sensei.net/j03/、23日の多様な学び保障法を実現する会さんの企画、「普通教育機会確保法が日本の教育を変える、変えている~立法過程、法律解説、変化の実例までをレポートします」https://mirai-sensei.net/k05/など注目の企画が目白押しです。
23日の最後の枠にはとちぎ教育ネットワーク「学校外の地域ネットワーク」https://mirai-sensei.net/k09/
という企画もあります。ぜひぜひご参加ください。

2.千葉県での連携報告
千葉県での連携報告(CFN)

千葉県フリースクール等ネットワークでは千葉県教育委員会児童生徒課との連携を続けています。懇談のなかでCFNと県の不登校支援のイベントを連携して行えないか?提案をして昨年度から実現をすることになりました。小さな懇談から続けていく事で県との連携が進んできています。その成果だと思いますのでイベントの開催の報告をさせて頂きます。

今年度は12月5日に「千葉県・千葉市不登校サポートセミナー」というイベントのプログラム協力をすることになりました。CFNではフリースクールについてという講話の時間、個人相談ブース、親の会を担当することになりました。千葉県内のフリースクールのスタッフや、親の会の世話人の方たちが運営を任されています。

こちらのイベントは12月2日まで受付をしております。ご参加をご希望される場合は、千葉県子どもの親のサポートセンター支援事業部(043-207-6028)までご連絡ください。

  1. 第13回JDEC日本フリースクール大会・第7回多様な学び実践研究フォーラム開催

9月5日、6日、初のオンラインで開催しました。フリネットと多様な学び保障法を実現する会の合同開催も回を重ね、フリースクール、オルタナティブスクール、不登校特例や特徴ある学校、森のようちえんなど、より多様な学びが一堂に会し、研究者や大学関係者も多く参加いただきました。参加申込は430名、学生が3分の1を占め、関心の広がり・高まりを実感しました。

下記のプログラムが開催されました。
▼1日目====オープニング
【基調講演】 13:30~15:30
「子どもの学ぶ権利保障と多様な学びのこれからー子どもの権利条約採択30年の節目に」
喜多 明人(子どもの権利条約ネットワーク代表・早稲田大学名誉教授)

【シンポジウム】 16:00~18:00
「若い命が生き生きと育つー幼児・小学生の多様な学びの実践」
永易 江麻(東京コミュニティスクール法人事務局)
西村 早栄子(智頭の森こそだち舎理事長)
熊谷 亜希子(共育ステーション地球の家代表)
中川 綾(大日向小学校 / 日本イエナプラン教育協会)
今井 睦子(世田谷区ほっとスクール「希望丘」施設長 / 東京シューレ)
進行:奥地 圭子(フリースクール全国ネットワーク代表理事(当時) / 東京シューレ代表)

【報告】 18:00~18:30
「外国籍の子どもの教育機会確保」
小貫 大輔( 東海大学国際学科教授)

【オンライン懇親会】 18:45~

▼2日目=====
【分科会 午前の部】9:00~11:20 ※途中休憩あり
テーマ①「多様な学びの実践交流~子ども中心の場の創造力」
矢吹 卓也( 矢吹 卓也(箕面こどもの森学園スタッフ(小学部担当)) )
黒田 喜美(デモクラティックスクールまっくろくろすけ代表)
佐藤 信一(東京シューレスタッフ)

テーマ②「 多様な学びの実践交流~子ども・スタッフ・保護者の関わりで共につくる学びの場とは?~」
松浦 信平(東京賢治シュタイナー学校理事、保護者)
森田 理香子(東京賢治シュタイナー学校保護者)
前北 海( フリースクールネモ代表 / 千葉県フリースクール等ネットワーク代表 )

テーマ③「 多様な学び場の「社会的認知」と「質の向上」を目指す「評価システム」のあり方とは」
加瀬 進(東京学芸大学教授)
河 美善(東京大学大学院教育学研究科基礎教育学コース 博士課程 )
中村 国生( 実現する会事務局長 / 東京シューレ )

テーマ④「普通教育機会確保法のこれから-法律と制度のさらなる前進に向けて」
吉田 敦彦( 大阪府立大学教授 / 日本シュタイナー学校協会 )
古山 明男(おるたネット代表)
西野 博之(フリースペースたまりば理事長)

テーマ⑤「多様な学校の立ち上げ~独自のカリキュラムで学び育つ学校づくり~」
神田 昌実(横浜シュタイナー学園 教員)
中川 綾(大日向小学校/日本イエナプラン教育協会)
横田 和義(東京シューレ江戸川小学校( 東京シューレ学園))

テーマ⑥「 海外のオルタナティブ教育で学び育つということ 」
リア・ミラー(フリースクール東京シューレ インターンスタッフ)
小森 健登(東京賢治シュタイナー学校 卒業生(大学2年生))
東 純平(東京インターハイスクールOB)

テーマ⑦「多様な学びの自由研究発表」
牛 玄(東京学芸大学非常勤講師 東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科 博士課程3年)
小池 みはる(子どもサポートチームすわ代表)
加藤 敦也(武蔵大学社会学部兼任講師/フリースクール全国ネットワーク事務局)
鈴木 七海(静岡文化芸術大学)
進行:喜多 明人(子どもの権利条約ネットワーク代表・早稲田大学名誉教授)
進行:安 恩鏡(東洋大学子ども支援学助教)

テーマ⑭JDEC企画「フリースクールスタッフシンポジウム」
宇陀 直紀(奈良スコーレ)
馬場 しずか(NPO法人ここ 副理事長・吹田校「あまかり」責任者)
上村 一隆(NPO法人箱崎自由学舎えすぺらんさ 副代表 / ふくおかフリースクールフレンドシップ協議会 事務局長 /個別訪問支援 庵(iori) 代表 /NPO法人子どもNPOセンター福岡 理事 /福岡市登校支援対策会議 委員 ふくおか子ども白書 編纂委員 )
進行:今川 将征(フリースクール全国ネットワーク理事 / フリースクールみなも理事長)

分科会A JDEC企画 「フリースクールの人権侵害と権利擁護」
江川 和弥(フリースクール全国ネットワーク代表理事)
中村 尊(フリースクール全国ネットワーク)

【分科会 午後の部】12:20~14:40 ※途中休憩あり
テーマ⑧「 市民で新しい場をつくろうー立ち上げ、運営、養成」
桐澤 弘子(東京賢治シュタイナー学校 事務局スタッフ、理事)
神田 昌実(横浜シュタイナー学園教員)
下村 健士(デモクラティックスクールさくらんぼ学園代表)
奥地 圭子(フリースクール全国ネットワーク 代表理事 / 東京シューレ 代表)

テーマ⑨「森のようちえんからオルタナティブな学びへ」
関山 隆一(もあなキッズ自然楽校代表理事)
田口 晴三(ちば森の楽校代表 / みはまプレーパーク代表 )
竹内 延彦(長野県池田町教育長)

テーマ⑩「 公民連携・地域のネットワークの可能性」
永易 江麻(東京都フリースクール等ネットワーク事務局長 / 東京コミュニティスクール法人事務局)
前北 海(フリースクールネモ代表 / 千葉県フリースクール等ネットワーク代表)
中野 謙作(栃木県若年者支援機構代表理事 / とちぎ教育ネットワーク)

テーマ⑪「多様な学びの場と家庭を応援する基盤をつくる~中間支援・推進センターの構想」
加瀬 進(東京学芸大学教授)
朝倉 景樹(シューレ大学)
佐藤 雅史( 横浜シュタイナー学園事務局長/日本シュタイナー学校協会事務局スタッフ )
古山 明男(おるたネット代表)

テーマ⑫多様な学びの実践交流~現場・実践者による自由発表」
木幡 寛(ジャパンフレネ)
佐藤 真一郎(文化学習協同ネットワーク フリースクール事業部)
生駒 知里(多様な学びプロジェクト)
齋藤 光代(一般社団法人 信州親子塾)

テーマ⑬「 セーフガーディングって何だろう?~子ども・若者の身体的・精神的安全と権利を守る環境づくり~ 」
髙井 明子(公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン事務局次長・海外事業部)
金谷 直子(公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 子どものセーフガーディング担当)
発題:勝野 有美(NPO法人東京シューレ)

テーマ⑮「 ウイズ・コロナ時代の学び方・働き方 」
吉田 敦彦( 大阪府立大学教授、日本シュタイナー学校協会 )
辻 正矩( 箕面こどもの森学園学園長、NPO法人コクレオの森代表理事 ) 
中尾 安余(ゆい空間代表)
中尾 由香(NPO団体職員) 
森岡 次郎(大阪府立大学人文科学系・准教授)
藤根 雅之(美作大学・准教授)
佐野 稔( 箕面こどもの森学園副校長(中学部担当) )
矢吹 卓也( 箕面こどもの森学園スタッフ(小学部担当) )

分科会B JDEC企画 「不登校とオンラインフリースクール」
江川 和弥(フリースクール全国ネットワーク代表理事)

その他

【海外先進事例から学ぶ】 15:10~16:30
「台湾のオルタナティブ教育の特徴と展開」
登壇者:王美玲(淡江大学准教授)
指定発言者:朝倉 景樹(シューレ大学)、 安 恩鏡(東洋大学子ども支援学助教)
進行: 喜多 明人(子どもの権利条約ネットワーク代表・早稲田大学名誉教授)

【JDECミーティング】 16:30~
コロナ禍の影響、今後のフリースクールやフリースクールの立ち上げについてなど。

4.TDU・雫穿大学 朝倉景樹
TDU・雫穿大学は2020年8月末に東京シューレのシューレ大学部門が独立し、新たにはじめたオルタナティブ大学です。石の上に落ちる雫もやがてはその石を造形したり、穴をあけたりするというような意味です。雫という言葉に注目したのはdemocratic education & working の頭文字をとるとdewとなり、雫という意味を持つからです。
前身のシューレ大学では年々、自分自身であるための学び、またそこからつながる働き方への関心が強まっていました。その中で、雇う-雇われるという関係ではなく、働く人がお互いに出資し、話し合いながら職場をつくっていくワーカーズコープの方々と出会い、この3年間関係を深めてきました。400を超える事業所を抱えるワーカーズコープは子どもから高齢者対象とした事業まで、内容も農業から清掃業までとても幅が広いです。今回は、その中のいくつかの事業所と一緒の建物に入ることが可能になり、有機的な連携を顔の見える関係の中で育んでいこうと、移転、独立となりました。
 18歳以上が学ぶTDU・雫穿大学ですが、学生たちは、常に働くプレッシャーを感じざるを得ないような環境に置かれています。その中で、手を伸ばせば届きそうなところに、お互いを尊重しあって働いている人たちがいる、という環境にいることで焦るということが減らせそうに思います。自分のタイミングを大切に、自分研究を始めとした「自分とは何者か」を問うたり、自分に合った生き方を模索したりということを存分にしていける場によりなってきているのではないかと感じます。
 TDUではコロナ禍でネットでの活動と場での活動を組み合わせながらの始動となりました。「学歴社会・不登校」講座などのディスカッションも、ドローイングアニメーションの第一人者・松本力さんのアニメーションのワークショップなども、場やオンラインの特性を生かしながら却って参加の幅が広げながら学びが始まりました。立ち上げで費用がままならずクラウドファンディングもしています。ご協力頂ければ幸いです(https://camp-fire.jp/projects/328743/activities/216334#main)。

5.事務局より
今後の予定備忘録です。
11月22日~23日 未来の先生展
12月年末~1月年始 ニュースレター発行(※メールマガジンはニュースレターの発行に返させていただきます。)
公益財団法人セーブ・ザ・チルドレンジャパン,新型コロナウイルス対応緊急支援助成,「コロナ禍で困難が増した不登校の子ども支援」事業スタート
現在のフリースクールの開催アンケート調査(後ほどご協力お願いいたします)

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