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NPO法人フリースクール全国ネットワーク公式メールマガジン
【第11号】2019.2.15
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目次
1.多様な学び実践研究フォーラムin九州
2.子ども若者表現応援基金
3.統一地方選挙に向けて
4.「多様な学びのポータルサイト」開設に向けた支援募集
5.事務局コラム(加藤敦也 事務局)
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■多様な学び実践研究フォーラムin九州
多様な学び実践研究フォーラムは、不登校・フリースクールだけに限らない「多様な学び」の実践者(学習者自身やその保護者も含む)と研究者が集い、交流することによってその実践の質を高めようと2012年にスタートしたフォーラムです。
これまでは東京・大阪で交互に開催してきたフォーラムを全国に展開していくための第一歩として、九州の各県から集まった実行委員を中心に準備を進めています。
基調講演は「多様な学び保障法を実現する会」共同代表で白梅学園大学前学長の汐見稔幸さん。
全体でのシンポジウム「普通教育機会確保法」見直しまで1年~今、必要な視点~をテーマに4名が登壇。
10個のテーマ別分科会では、公民連携や多様な学びを支える制度、学校教育との連携についても取り上げます。
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第6回多様な学び実践研究フォーラムin九州・開催概要
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□会場・アクセス
福岡市市民福祉プラザ(ふくふくプラザ)
□参加費
一般 2日間3,000円、1日だけの参加は2,000円
学生 2日間1,000円
18歳以下 無料
□お申込
https://www.kokuchpro.com/event/tayoumanabi/?fbclid=IwAR1iUfHmx1fwzrjnmZYLn0qV0Q183pP4u2PDr2RpJDt7LjQQiEy_x6Hnoy0
□主催
多様な学び保障法を実現する会
多様な学び実践研究フォーラムin九州実行委員会
NPO法人フリースクール全国ネットワーク
□プログラム等詳細はお申込ページからご確認ください♪
■【お知らせ】子ども若者表現応援基金
不登校を経験した子ども・若者の表現活動を応援する基金が設立されました。
当ネットワーク代表理事の奥地が「毎日社会福祉顕彰」の賞金をもとに、趣旨に賛同いただいた協力者の寄付を合わせてスタートするもので、不登校や学校以外の学びを経験した39歳以下の子ども・若者が応募できます(18歳以下の方は、保護者の同意が必要です)。
2019年度は一件あたり10万円程度を目途に5件ほどの応援を予定、応募締め切りは2019年4月1日となっています。
表現の方法は文字や映像、絵画、演技などなんでも構いません。
その他、詳細については https://www.shure.or.jp/linkpage/expression/ をご覧ください。
お問合せ先:03-5993-3135(東京シューレ気付 子ども若者表現応援基金事務局)
■統一地方選挙に向けて
今年4月には統一地方選挙があります。
フリースクール全国ネットワークでは、この選挙の候補者や政党に向けて
・教員、保護者、民間団体等への法の周知
・休養の必要性、学校外の学びの重要性に基づいた教員、相談員等に向けた研修
・教員や保護者に対する情報提供
・フリースクール等で学ぶことを希望する家庭への経済支援
・家庭での学習やフリースクール等での学習への就学援助費の適用
・フリースクール等団体への財政支援・運営支援
・公民連携による不登校支援協議会の設置、研修会・相談会の開催
・居場所づくり等のNPOへの民間委託
・学校復帰のみを目的としない不登校支援施策の推進
などを盛り込んだ要望書や質問状を、各地のFS等と協力して提出することを進めています。
要望、質問の内容は各地の状況に応じて少しずつ変えていきますが、この機会に地方議会に対しても
「休息の必要性」と「学校外の学びの重要性」を明示した普通教育機会確保法の存在を周知してまいります。
■「多様な学びのポータルサイト」開設に向けた支援募集
不登校経験があり、『居場所がほしい – 不登校生だったボクの今』(岩波ジュニア新書)著者の浅見直輝さんと、子どもたちの「生きる力」をはぐくむ教育について発信しているNPO法人いきはぐが、新しい多様な学びのポータルサイトの開設に向けてクラウドファンディングをスタートさせました。
フリースクール全国ネットワーク加盟団体も含む全国100の学校外の多様な学びの場に実際に取材に行き、その紹介をしていく計画とのことです。
プロジェクトを計画した浅見さんは、ご自身の経験も基に「学校に合わないことはダメな事じゃない」「同じ思いをもった仲間や先輩がいる」というメッセージや、親御さんの切実なニーズ・悩みにもこたえたいと企画をスタートさせたそうです。
詳細Readyfor https://readyfor.jp/projects/mana-cata にて。
ぜひご覧いただき、寄付もご検討いただければ幸いです。
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事務局コラム:加藤敦也(事務局)
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みなさま、はじめまして。昨年11月より、フリースクール全国ネットワークの事務局員として働いています。加藤敦也と申します。
簡単に自己紹介しますと、私は2014年まで栃木県に住んでいて、2012年あたりまで日光市にあるフリースペース「なんとなくのにわ」でスタッフをしていました。
子どもとテレビゲームをしたり、卓球をしたり、バドミントンをしたり、鬼ごっこをしたり、カードゲームをしたり…。
と、ここまで書いて気付いたのですが、スタッフとしてはもっぱら遊び担当だったようです。
恥ずかしながら、スタッフとしては何か誇れるようなことをした記憶がないです。
ちょっと良いことをしたとするなら、プレイステーション2とゲームキューブというゲーム機を寄贈したことです。
ただ、これも善意というより、自宅にゲーム機があるとつい熱中してしまい、当時大学院生だったため、研究できなくなると危ないかもなあ、という自分の都合からゲームを寄付したのでした。それにプレステ2はもらいものですし。
子どもにはよく遊んでもらったという感謝がありますが、私が感謝されるような何かをした自負はないです。こうしてしみじみとフリースペース時代を思い出しながら、しっかりしなきゃな、と気持ちを新たにして事務局員として務めたいと思います。よろしくお願いします。